SHAME
久々に映画のことなどを。
色々見ていたんだけど何を観たかを忘れている。困った。最近見たプロメテウスは意味判んないし、アベンジャーズも訳解んない。
なんで結束しなくちゃなんないの?ゴレンジャーとの違いは?
何故人気があるんだ……。(苦悩)アメコミとは昔から相容れないんだよね。
春に観賞損なっていたSHAMEを観た。セックス依存症の男の話としか知らず、観たらなんだこりゃ。ときめきました。その仄暗さに。
初端思い切りファスベンダの性器が見えていて、映倫てなんだろうとか思ったけど、劇場公開時はもっと見えていたらしいので、映倫ってなんだろうと益々謎に。
一応18が着いていた。題材が題材だけに。でも全然煽情的な話ではなく、心因性の病気に流されている男性の話だから、成人向けにする必要も無いと思うのだけれど。如何?
物語の全てが明かされている訳ではなく、彼らの発する言葉とそれから推測と言うか妄想するしかない代物だった。
シシーが出てきたとき(さては本名はエリザベートであろう)、ブランドンの別れてしまったがずるずる続く恋人かなと思った。二人の仲は明け透けで、遠慮が無くて裸を見ること見せることに遠慮が無かったから。
「なんでいるんだ!」「鍵をくれたじゃない!」って。
ブランドンが上司と彼女の歌う舗に行くことになってシシーが妹であることが明かされる。普段は離れている兄と妹。
駅のホームで危ないことをするんじゃないって腕を引かれるのから、イカれた帽子だと紅い帽子を被ってみるのとか、凄くいい雰囲気だった。
で、上司がシシーを口説いて、ブラントンの部屋で始めちゃって、酷く懊悩して街を走り出すのとか、正直妹に対する兄の行動には見えなかった。
(途中、赤ずきんの看板があって、あの時期にNYで撮影したんだなと鳥渡楽しかった)
ブラントンが家に帰ってきて、シシーがいなくてバスルームで自慰をしていると、シシーが扉を開けて「鍵を掛けてよ」「僕の部屋だ!」とか言う応酬が。
この後が切ない。
腰にタオルを巻いたまま、ブランドンはソファのシシーに馬乗りになって「僕にどうさせたいんだ」とか言い募って、「いたいいたいブランドン」と抵抗するシシー。二人の温度差が見える。で、ブランドンのPCを観るとエロ動画があって、ショック?に部屋を出てゆくシシー。
ブランドンはエロ雑誌から大人の玩具、PC、冷蔵庫に保存していた鍋の料理までゴミ袋にいれて破棄。
二人がそこで生活をしていたのが窺える。
そしてシシーに酷い言葉を投げつけて部屋から出て行くように告げて、ブランドンはまた街を彷徨し、色んな人を誘ったり手マンしたりハッテン場いったり、終いには商売のところにいって3P。このときのイキ顔が本当にいっているのか、苦しいそれなのか判別がつかないのがいい。
帰りの地下鉄で人身事故があり、何かの予感を受けて、地上に出てシシーに電話を掛け捲るんだけど出ない。
いやな予感が募る。
部屋に辿り着くと、バスルームは血の海で、ブランドンは血の海に浸り、彼女の手首の血を止めようとする。(シシーはリストカッター)
ラストは冬の港湾で泣き叫ぶブランドン。
途中、私達の周りにあった環境が悪かったのよ(曖昧)とシシーが言っているので、恐らく二人の育った環境は劣悪だったんだろう。きっと二人で身を寄せ合わなければならないほど。シシーはその過程で幾度も手首の皮膚を裂き、大人になり恋愛に依存する。
殆ど妄想なんだけど、兄は妹のことを愛していると思う。
彼女の居る間は、心因性のその病気もなりを顰めていたし、上司と妹の情事に夜の街を走らなければ為らないほど、苦しんだ。
そして何より自慰など眼にも触れさせたくなかったはずだ。
だのに二人の間に殆ど遠慮は無い。
だからこそブランドンはシシーを遠ざけたかったのに、またシシーも殆ど兄とは違う意味で兄を愛していて、最後の家族に切られることで、死を選ぶことも出来てしまう。
幼い頃から身を寄せ合い生きてきて、一緒に入浴したり一緒に寝たり、互いの裸なんか見慣れている。
でも兄の中に点る恋情と愛情。妹の中に宿る殆ど唯一の兄の愛情。
二人で居ることでバランスが取れるのなら多少の無理はしても、一緒に居ればいいのにと思う。愛情なんてきっと一緒なんだよ。恋愛だとか家族愛とか分けずに。
一緒に生きて、まるで夫婦みたいに生きていけば良いのにとか思ってしまうのは、無理な話なのだろうか。
赤毛のアンのマシューとマリラだって兄妹だのにあの年齢にして一緒に暮らしていたし、人類最初のカップルって兄と妹なんだよ!
此処まで或る意味俗物的に落とし込むのもなんの因果か。
と言う訳でもえがたりでした。好い映画だったので、パンフを取り寄せてみた。いつくるのかなー
色々見ていたんだけど何を観たかを忘れている。困った。最近見たプロメテウスは意味判んないし、アベンジャーズも訳解んない。
なんで結束しなくちゃなんないの?ゴレンジャーとの違いは?
何故人気があるんだ……。(苦悩)アメコミとは昔から相容れないんだよね。
春に観賞損なっていたSHAMEを観た。セックス依存症の男の話としか知らず、観たらなんだこりゃ。ときめきました。その仄暗さに。
初端思い切りファスベンダの性器が見えていて、映倫てなんだろうとか思ったけど、劇場公開時はもっと見えていたらしいので、映倫ってなんだろうと益々謎に。
一応18が着いていた。題材が題材だけに。でも全然煽情的な話ではなく、心因性の病気に流されている男性の話だから、成人向けにする必要も無いと思うのだけれど。如何?
物語の全てが明かされている訳ではなく、彼らの発する言葉とそれから推測と言うか妄想するしかない代物だった。
シシーが出てきたとき(さては本名はエリザベートであろう)、ブランドンの別れてしまったがずるずる続く恋人かなと思った。二人の仲は明け透けで、遠慮が無くて裸を見ること見せることに遠慮が無かったから。
「なんでいるんだ!」「鍵をくれたじゃない!」って。
ブランドンが上司と彼女の歌う舗に行くことになってシシーが妹であることが明かされる。普段は離れている兄と妹。
駅のホームで危ないことをするんじゃないって腕を引かれるのから、イカれた帽子だと紅い帽子を被ってみるのとか、凄くいい雰囲気だった。
で、上司がシシーを口説いて、ブラントンの部屋で始めちゃって、酷く懊悩して街を走り出すのとか、正直妹に対する兄の行動には見えなかった。
(途中、赤ずきんの看板があって、あの時期にNYで撮影したんだなと鳥渡楽しかった)
ブラントンが家に帰ってきて、シシーがいなくてバスルームで自慰をしていると、シシーが扉を開けて「鍵を掛けてよ」「僕の部屋だ!」とか言う応酬が。
この後が切ない。
腰にタオルを巻いたまま、ブランドンはソファのシシーに馬乗りになって「僕にどうさせたいんだ」とか言い募って、「いたいいたいブランドン」と抵抗するシシー。二人の温度差が見える。で、ブランドンのPCを観るとエロ動画があって、ショック?に部屋を出てゆくシシー。
ブランドンはエロ雑誌から大人の玩具、PC、冷蔵庫に保存していた鍋の料理までゴミ袋にいれて破棄。
二人がそこで生活をしていたのが窺える。
そしてシシーに酷い言葉を投げつけて部屋から出て行くように告げて、ブランドンはまた街を彷徨し、色んな人を誘ったり手マンしたりハッテン場いったり、終いには商売のところにいって3P。このときのイキ顔が本当にいっているのか、苦しいそれなのか判別がつかないのがいい。
帰りの地下鉄で人身事故があり、何かの予感を受けて、地上に出てシシーに電話を掛け捲るんだけど出ない。
いやな予感が募る。
部屋に辿り着くと、バスルームは血の海で、ブランドンは血の海に浸り、彼女の手首の血を止めようとする。(シシーはリストカッター)
ラストは冬の港湾で泣き叫ぶブランドン。
途中、私達の周りにあった環境が悪かったのよ(曖昧)とシシーが言っているので、恐らく二人の育った環境は劣悪だったんだろう。きっと二人で身を寄せ合わなければならないほど。シシーはその過程で幾度も手首の皮膚を裂き、大人になり恋愛に依存する。
殆ど妄想なんだけど、兄は妹のことを愛していると思う。
彼女の居る間は、心因性のその病気もなりを顰めていたし、上司と妹の情事に夜の街を走らなければ為らないほど、苦しんだ。
そして何より自慰など眼にも触れさせたくなかったはずだ。
だのに二人の間に殆ど遠慮は無い。
だからこそブランドンはシシーを遠ざけたかったのに、またシシーも殆ど兄とは違う意味で兄を愛していて、最後の家族に切られることで、死を選ぶことも出来てしまう。
幼い頃から身を寄せ合い生きてきて、一緒に入浴したり一緒に寝たり、互いの裸なんか見慣れている。
でも兄の中に点る恋情と愛情。妹の中に宿る殆ど唯一の兄の愛情。
二人で居ることでバランスが取れるのなら多少の無理はしても、一緒に居ればいいのにと思う。愛情なんてきっと一緒なんだよ。恋愛だとか家族愛とか分けずに。
一緒に生きて、まるで夫婦みたいに生きていけば良いのにとか思ってしまうのは、無理な話なのだろうか。
赤毛のアンのマシューとマリラだって兄妹だのにあの年齢にして一緒に暮らしていたし、人類最初のカップルって兄と妹なんだよ!
此処まで或る意味俗物的に落とし込むのもなんの因果か。
と言う訳でもえがたりでした。好い映画だったので、パンフを取り寄せてみた。いつくるのかなー
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