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私の頭の悪さは計り知れない。

榎木津財団の若き総帥。
肩苦しさを嫌い既に事業を起こしていた彼の長兄は、他人のレールの一切を放棄して財団の如何なる役職にも関わらなかった。(それでも押し付けられた大株主の一人でも有る)
それに代わり財団の未曾有の危機を救ったのは決して収まることはないと目されていた次嫡の榎木津礼二郎だった。
彼の履歴を訊ねれば、嘗ては法学を学んだ人物であり、また前職が探偵とあっては到底商人としては立ち行かないと思われていたのが、どうしてどうして、榎木津は見事とばかりは行かなかったがあの巨大な財団を御するまでになっていた。
財団の本拠地はざぞかし長身のビルヂングだと思ったのだが、暗に反し、住所通りに訪れたのは緑の豊かな白亜の宮殿だった。高くない代わりに只管に広大だった。柵がぐるりと巡って居るのだが果たしてそれが何処まで続くのか、俄かには想像もつかない。
約束していた時間には十分の遅刻だ。
企業家ならばきっとその十分も命取りの筈だ。…関口は少しだけ期待した。この十分で彼が自分を見限ることを。案内されたその先の部屋から退席していることを。彼が真実企業家ならば、そうするだろう。
 関口は乾いた脣を舐めた。
緊張しているのだ。少し笑った。榎木津に会うのに緊張するなんて。あれほど、馴染んだ仲だと云うのに。それほど二人の関係が断たれていたといってもいいだろう。どうにも場違いなことは否めない。どうみても例えば此処は皇帝の夏の離宮だのに人は忙しない顔で行き来している。

以上榎関書きかけです。続きはまたいつか!その前にフレンチを上げたい。
知っていたけど、お兄ちゃんへの多大な妄想がある。
ムーランルージュの見すぎだと思っているんだけど、your songの「you can tell everybody this is your song」を榎関でやりたいんだ。(ゆあんの歌声は腰が砕ける)
榎さんはもう関口には手の届かない人になっちゃうんだけど、変わらず関口を想っていてくれて、それどころか、「みんなに言うといい これは君の歌だと」とかやってくれるといい。
そう考えるとエルトンジョンは凄いね。
もう一つ、榎木津は関口を嫉妬させるためならなんでもやる。と言う話も書きたい。
此の場合関口はモラルのハードルが非常に低いことになる。なので榎木津も同レベルにまで下げないと攻撃できない。きっとその為ならすきでもない嫌悪さえ抱く人とも…ってこれは榎木津じゃないな。うん。どうせなら上のとくっつけるか。

妄想だけは今も猶逞しく!去年を払拭するように。

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