忍者ブログ

log!logl!og!

ツイッタで書き散らしたものです。中々此処更新が無いしツイッタは書き流す心算だったけど、ネタ帳公開だと言うことで。面倒なので日付はありません。文章なのか呟きなのか解らない形態ですか読みたい人はどうぞ。
CP雑多だけど基本榎関。
下に往くほど新しいです。
一番最後にある榎木津巽になる話を書きたいけど、あれは或る方のツイートに便乗したものなので許可を取らねば。

■人が涙を流すことは生理現象の一つでも有るというのに何故か榎木津と言う男が泣いている処を想定したことがなかった。なんと声を掛けるべきかも解らず、暫く傍にいたが一人にした方が良いのでは無いかと関口は居心地の悪さも起因して逃げ去ろうとすると腕を取られた。見上げられた眼の縁が朱い。
瞬きをすると珠のような礫が燦めいて零れ落ちた。「そばにいて」普段の命令形は何処に形を顰めたか、懇願のそれに関口は横へ腰を下ろした。手首を取られたままだ。脈が彼の手には伝わっていることだろう。どうしたのですかと漸うと口にすれば、明確な答えは無かったが口付けをしてくれれば泣き止むよと。
茶化すように榎木津は告げた。まさか関口がそれを実行するとは思わなかったに違いない。関口は腰を浮かせてその可憐な頬に顔を寄せた。
毒にも薬にもならない学生時代な榎関。でもこういうを書くのが好き

■木場と関口は復員してきた港湾の民家兼宿屋みたいな処の四畳半よりももっと狭い布団部屋?みたいな処で一度きりの情事が有る筈なんだ……! お互い汚くて臭くてでもそれが乾いていて、勃つわけないと思っていたのにちゃんと勃起して。密林の逃避行を思い出しながら。
たった一回で二人とも無かったふりをしているけど木場は関口をとても大切にしているし関口も榎と京に対するのとは違う全幅の信頼と安心があって頼りにしていると言う状況下で木場の後輩である青木が関口と言う存在に唆されている。

■水無月の夜にただ道を駆ける関口がみたい。汗が額を伝って眼が痛くて、頬を涕泣が流れて行く。何故榎木津先輩なぞを好きになってしまったのか困惑し走り出すことしかできない関口。灼ける咽喉の痛みと身体の辛さに立ち止まると鼻先も頤も頸筋も脇も背も汗に濡れて羊水から上がった許りの嬰児のようで。
総一郎さんが保護するか、榎さんが関くんの襯衣の襟首を掴んで捕まえるか……

■関口に榎木津の真意が見えず、仕事を抜け出した青木と仄暗い情事に耽ったばかりの身で原稿を取りに来た鳥口と家近くの道でバッタリと会って。
関くんは中禅寺に言えないことも(気付いているだろうけど)鳥口には吐露出来ると思うよ
関口にとって青木が誰かの代用でしかないことを解りつつ自分も敦子に焦がれているので相打ちだろうと思っている青木。でも青木は薄らと関口が自分を見ないことに血を流しているし、関口はそれに気付かない。青木くんは関口は榎木津しか見てないんだなあと思っている。
榎さんは他から見れば一目瞭然なんだけど、関くんには真意を隠しそう。だから関口は混乱するし困惑する。そして巻き込まれる周囲……
誰の手でもいいから欲しくなるんだ、と鳥口の小指に触りながら言う酷い関口。いっそ惨い。
でも青木と関口の何かに薄らと気付いている鳥口は小指を触らせる儘で。我慢は何処まで効くのか。
なんとも思わないんじゃ無い。我慢しているんだ。自分の方が青木なぞよりずっと付き合いは長く、想っているのに。
こういう時にうへえとは言えないんだろうな鳥口くん。
関口が鳥口のことをそう言う意味で眼中に無いから。
多分青木のこともそう言う意味で眼中にないんだよ。榎木津だけが欲しくて、他の誰かはその寂しさを埋めるためでしかないとか関口くんが最低になって行く……

■学生時代。関口が図書館の椅子で転た寝てしまって、左肩が重くて目を覚ますと頬を擽る鳶色の毛髪。健やかな規律正しい寝息と微かな体臭は馨しく榎木津だと言うことに気が付くと全身が発熱しだし、関口は自覚した許りで汗が噴き出してくる処に中禅寺が通りがかり、
声を出さずに身振り手振りで助けを求める。中禅寺が二人を見遣ると榎木津の口が笑いを堪えている。馬鹿二人に構っていられないと自分でなんとかしろと告げて行ってしまう中禅寺に、焦る関口は焦りすぎてやがて眠くなり榎木津に凭れ掛かるように二人揃って睡ってしまい
閉館の報せで漸うと関口の肩から身を起こす榎木津。

■休日の早朝だった。雨の音が間断無く聞こえる中で肩を揺さぶられ、瞼を持ち上げれば既に着替えを済ませた榎木津がいて早く服を着ろと急かされる。いつも寝穢いのはどっちだと思うが言われるが儘に着替える。それらは以前忘れていった衣服が丁度一揃いになったようだった。
下に車を駐めてあるから早く来いと。昨夜着ていた服はどうしたのだろう。時計を見れば五時も半時を過ぎたばかりで外界は何処か仄青い。雨粒越しのぼやけた視界。目が悪い筈だのに榎木津の運転は滑らかで規則も危うくない。助手席で膝を抱え込みながら、
車をどうしたのか訊けば愚兄が貸し付けていったのだと応えた。彼方此方跳ね放題の頭髪を混ぜっ返され好い加減起きなさい関くんと常に無く優しく声を掛けられた。

■後輩たちと温泉に出かけた。然程長い期間ではない。鄙びた宿の庭には立葵が林立している。赤色や白い縁に中央が濃紫をした花弁。呵責とまで言える陽の下天辺まで咲き誇って既に梅雨が明けたことを報せていた。夢うつつに立葵の中に立つ人物に気が付いた。
白い麻の湯帷子に菫菜の帯が胸の下で締められ陽を避けているのか白い手拭いを頭からに被せていた。すわ陽の下の幽霊かと思う。薄らと意識も視野もあるのに一指も動かない。幽霊は榎木津に翳りを落とす。強い日差しを背にした幽霊の顔は解らない。それは腰を屈めて榎さんと呼んだ。声が出ない。
睡り続けていると思ったのだろうか。彼は幾度か逡巡したようだったがやがて更に腰を屈めてほんの僅かと脣に触れた(榎関)

■とざいとーざい片や中禅寺秋彦こなた榎木津礼二郎この一番にて本日打ち止め……と関口が壁に両脚を伸ばしてあげ寝転がって本を読んでいると額をぺちりと叩かれた。僕は関取になった覚えは無いぞ。あー榎さんと気怠げに関口が闖入者を呼んだ

■中禅寺にも白い目で見られていると思っているし出来れば其の儘内密にしたいけど、榎さん気付いているし起きてるし既成事実として関口の内省を日の下に暴き出す(酷) 僕が好きなんだろう観念しなさいと。(じゃあ榎さんはどうなのですか?)と訊けない関くん。

■あれ(礼二郎)があんなに執着するのは珍しい。君に感謝しなくてはね。貴方は関口をどうするつもりですか。時にあれは荒ぶる。否、そう言う時があって欲しい。人の身にあれだけの才は弟ながら稀なるものだ。だから関口くんには毘那夜迦に対する菩薩であれと。そして二人で歓喜を得れば万々歳だ。
飽くまで関口を使おうとする総一郎さん。弟も関口も駒としてしか見ていない。
菩薩とかくと崇高な感じがしてしまうから扇那夜迦持善天で。
大自在天の帰依の誦法を説きますか。その御修法は危険ですよと中禅寺が言えば総一郎はその男雛顔を莞爾と咲かせ勿論だと応じた。しかし最初男であってのち夫婦になるなどぴったりじゃあないかそう思わないか中禅寺くん。
大聖歓喜双身大自在天毘那夜迦王帰依念誦供養法というの。総一郎さんお公家さんだしきっとそういう方向にも強いよ。

■按摩なんだろうなって人は思っているけど、それだけで済む訳ないだろう?と嗤う榎木津が見える……。否、榎木津は笑うんだ後ろ暗いことであっても莞爾と。
ただ按摩をさせていただけだと思っていたのか、と蜜も滴るような笑みを榎木津は中禅寺に向けた。
人の色事に興味がないといつも言っているのに何故僕に聞かせるんです?と中禅寺が問えば榎木津は鼻を鳴らした。そんな姿さえこの男は美麗だ。関はいつも僕から逃げることを伺っているような気がする。いつか逃げて僕との間にあったことを忘れてしまうだろう。健忘さんだからな。
だから関の代わりに君が覚えていればいいんだ。そう言って榎木津は面白くないと珍しく漏らした。中禅寺は了解しましたと言う代わりにため息をひとつ 落とした。中禅寺さんは榎関莫迦二人に迷惑を掛けられているんだよ!学生時代からずっと。

■浄土とは榎木津は言わないね。往生したようだったよ。と言って往生?と関口が問い返せばそう往生しないといけないとこと答えた。つまりは阿弥陀仏の主宰する場所のことだと。関口は珍しく榎木津が白地なことを言うのに赤面症を発動した。

■按摩のお礼とばかりに関くんの乳首を舐めて吸って噛んで開発に勤む榎木津が見たい(見たいか?)
或る日ぴゅっと乳腺分泌があって泣いてしまう関くんと達成感を味わう榎木津。程よく乳首が大きくなったまま戻らずにシャツ一枚だと心許ない関口だのに学徒動員で木場に目の当たりにされると目の毒だからと部下へは隠される。
替えのシャツとか胸に向かって投げてくれる木場軍曹。それから風呂の時とかは部下から切り離されて、それ、どの馬鹿だよ?と訊かれ榎…さんと応えると、あの馬鹿かよ。静かに怒髪天を突く言うな木場はポツリと帰ったらお前さんは殴りに行くべきだ。と職業軍人らしからぬことを言った。
木場は関口二等兵に早く試験受けて将校になった方がいいぞあんたいじめられそうだからなこんな処じゃあ特に。とあの馬鹿と同じ学校だったんだろ?と訊かれると高等学校だけですよと答えじゃあやっぱり勉強は出来るんじゃあねえかと薦めていそうだ。でも結局同じ部隊になり密林の逃避行へ

■青木くんのネクタイは無地で汗が染み込んでて頸部の後ろに回る箇所がよれて草臥れてるんだろう。あと仕事場が基本煙で真っ白だから煙草臭そう。関くんはそれを嗅いで一人でシてみれば良いのだ。
同衾すれど余り青木くんに対し思慕等の自覚がない関口。だから青木くんの匂いで下肢に手を伸ばしたことが意外で周章していそう。

■共寝は時々蹴られることもあるのに直に感じる体温は温かいと言うより熱くて瞼をこじ開けると形の良い鼻梁と睫毛があって榎木津に囲い込まれていた。榎さんと呼んでも唸るばかりで起きる様子はない。皮膚の間に浮かぶ汗が気持ち悪いような気もする。身を捩ったり囲い込む腕を外そうとするが効果は無く。
やがて熱いのに陽は既に昇っているのに眠くなる関口。その肩に頭を押しつけて落ちてくる瞼を留めなかった。そして目出度く二人揃って熱中症に

■青木くんと関口は誰が見ても頸を傾げる組み合わせなので二人が何処かの神社で茅の輪を潜っているのを、手を繋いでいるようにさえ見える青木と関口の距離感、見掛けて不審に思う益田くん。そしてそれを榎木津に視られる。
青木くんの入れ知恵で京極堂に和菓子の水無月を買って行ったりして不審がられる。

■閃光が一瞬四辺を照射して再びの暗闇に戻る。幾たびも繰り返されるそれに眼を閉じていたのだが不意に雫が濡らした気がして瞼を推して上げれば白い閃光の中に雨で水浸しとなった関口の姿があった。蚊の羽音のように名を呼ばれ榎木津は浴室に震えた闖入者を押し込んだ。襯衣を剥ぎ取ろうとすると拒まれた。
浴室の蓮口の蛇口を捻ると温い水が降り注ぎ榎木津は入るように促した。和寅も益田もいないので仕様がなく薬缶で湯を沸かしたがいつまで経っても関口は現れず再び浴室を見れば濛々とした中で驟雨に打たれ立ち尽くした儘の関口がいた。何が彼に必要なのか。あいにくと榎木津は解ってしまう。
濛々とした驟雨へ身を投げ打つと関口が目線を上げた。そして其の儘口付けを与えた。流水に曝された関口の踵が僅かに浮いた。

■濡れ鼠の関口を迎え入れると、総一郎は尊父から預かったままの安和に世話を頼み湯を浴びさせた。濡れた頭髪も其儘に湯帷子姿の関口を部屋に招き入れ長椅子に座らせると湯気を上げる聖ヤコブの貝の姿を模したベリーク窯製の碗を差し出した。関口が口を着けるのを観てほんの少し総一郎の口端が綻んだ。
昨日榎さんでも殆ど同じ内容のツイをしたけど、総一郎さんはお貴族さまなので世話を安和に任せお茶だけ淹れてくれる。茶請け用意は使用人がするけど。榎さんは欲望のまま手が出てしまう?

■柔らかな桃をじゅぶじゅぶ言わせながら啜るように貪る榎木津が見たい。手が桃の汁で塗れてしまって、関口が榎さんの手は綺麗だなと思いながら不図手を取って舐めてしまうのも。あっ…まい……と吐息をするように呟いて、漸うと何をしたのか気付く。
破廉恥な猿だ、と指を咥える関口の頭上に声が降った。関口はゆっくりと指から口腔を引き上げる。唾液が伝って切れた。顔が上げられない。榎木津の眸子に侮蔑の色が僅かにでもあったら、もう生きては行けないだろうと思った。

■鳥口くんと楚木逸己での逃避行がみたい、かな。偶に楚木逸己を知っている人がいて「取材旅行なんです、」と二人同じ笑顔で躱すんだ。僕にはもう楚木逸己しかないよ、って鳥口くんに囁いてくれる関口。何くれと助けてくれる友人にも額勢時代から憧憬を抱き続けた人にも妻にも背いて、来てしまったから

■にょたつみちゃんな榎関を未だ諦めてない。女学校に通うにょたつみちゃんがクリスマス会でマリアさまをやることになって産むのは神の子なんだから僕が神に決まっているだろう?と榎木津が口を挟む。
中禅寺はヨセフだなと役を勝手に当てがって、何で中禅寺がヨセフなんだろう?と思っていると寝取られ男だろ?と傍若無人な榎木津。学校行事だって言ってるでしょう?と内心思っていても大きな声で言えないにょたつみちゃんが中禅寺に目ですがる。

■白い小さな花弁枝垂れる雪柳が行く手を阻むように群生していた。未だ膚寒く鼻先がツンとして関口は洟を啜った。本当にこんな処にあの男はいるのだろうか。腿から膝で掻き分けるように群生の中を行けば、莟を膨らませた辛夷の木がありその向こうに朽ちた堂宇があった。
の軒先、所々板が外れた濡れ縁の浅く腰掛けた榎木津がいて気怠そうに関口を見て手を上げた。挨拶の心算だろう。こんな処に喚び出して、と言うと君はこういう廃寺が好きだろうと思ってねと呟いた。秀麗な鼻梁の先端、鼻先が仄かに朱い。どのくらい待ったのだろうか。
はい、と近所の喫茶店で分けて貰った珈琲の入った水筒を掲げてみれば忘れなかったようだね重畳重畳と破顔した。そういうあんたはどうなんだと言うと評判のパン屋からサンドウィッチを買ってきたよと飴色に染まった籐製のバスケットを掲げて見せた。
偶にはこんな何処かで落ち合うデートも良いだろうと俯くように一輪ひっそりと咲く小さな薄紅色の侘助を眺めやりながら榎木津は言った。


■関くんがエノさんに健忘さんと呼ばれるのは決定的な何かを忘れ去ってしまっているからなんだろうと腑に落ちてしまって泣きそうになっていた。それこそ心因性の健忘症で、榎木津との間にあった何かなんだけど関口は思い出せなくて懸命に思い出そうとしていて榎木津は時折悲しい顔を垣間見させている。
関くんがポロポロと思い出を忘れていってしまっているのを榎木津は耐えているのかな……
だのに関くんは榎木津に見蕩れるんだよ。恍惚とするの。忘れてしまっているのに。……駄目だ泣きそうだ……
僕はどうしたらいい?と精悍な真剣な表情でだけれど中禅寺を決して見ること無く榎木津は訊いた。あんたにできるのは待つことですよと中禅寺がいつに無く固い声音で告げた。ただ待つだけだと。関口を壊すことだけは許さない、それは二人に共通した絶対的な理念だった。何十年と待つかもしれないのだ。
関くんが自分が何かを忘れていることに気づいて涙を零しながら思い出そうとしているのを考えると胸が詰まる。

■いつ迄経っても名前を覚えて呉れない親爺の食堂で独り侘しい餉に預かっていると如何やら同門の学生が別の卓子に居るようで関口は知らず耳を欹てた。能く知った名前が会話に現れて居たからだった。曰く図書室で見る榎木津は書籍を繰って居る姿はまるで外つ国の神学校の徒である様だと云うことだった。
飽きた。否その本は実家の蔵から出てきたという艶本で実情を知らないとは恐ろしいなと云う関口の感慨をーーーーー飽きた。流石に榎さんでも十代頃は艶本とか読んだだろ。

■実家で遠目に兄を見て厭な予感がした。暫くして関口が恐慌状態に陥っていることを知った。兄を見つけ出すと彼は襯衣の袖をガーターで捲り上げ胴衣の釦を外し書類を手にし仕事中だった。あんた関に何をしたと問い掛けるとあの子と兄は唇に笑みを刷いた。厭な予感がした。
君はあの子をどうしているんだ?一舐めでイってしまったよと赤い舌を見せて笑った。僕が彼の吐き出したものを飲み込むと泣き出してしまって少し困った。でもいつか僕のを舐めて欲しい旨を告げると震えながら頷いてくれたんだあの子と言い、顔を青褪めさせやがて忿怒に紅く染まった弟の顔を眺めやって満足そうに目を細めた。

■榎さんが自分の容姿の繊細さに無頓着で交媾に於ける自分を牡牛だよと言って呆気にとられている関口が嗚呼ゼウスも牡牛に化けたよねとなんとなく榎木津の発言に折り合いをつけるのとか可愛くない?

■榎さんが関くんを軍鶏鍋屋に連れて行ってくれるのが見たい。関くんの給仕はヘッタクソだから其処の女の人給仕して欲しいと色気もへったくれもない。軍鶏鍋屋を出ると街をぶらぶらぞめき歩いて適当な連れ込み宿でも探しているのかいないのか。
関くん確かに軍鶏も美味いがもう少し精のつくもの喰べたくないか?と言われ関口が上目遣いに窺う様に見上げて充分だと思いますよと口にすると榎木津は片眉を器用に押し上げて関口を眺めやるとふーんと褒め言葉だと思っておこうと嘯いた。

■いつの間にか総一郎さんが関くんを自分の養い子として籍を入れ驚愕に言葉もない蒼白の関口に僕のことは父でも義兄(あに)でも良いよと述給う。そして苦虫を噛んだような弟の隣に立たせ、めおとのようだねと莞爾と笑い、幾久しく添い遂げられますようと言祝いだ。弟と関口を積極的に推奨する榎木津総一郎。
取り敢えず学生を卒業するまでは榎木津巽は名乗らない方向で。と榎木津は高等学校だと思っていたら、関口は大学までのつもりだった。
徴兵の時周囲にバレるよなー。榎木津巽として木場修と出会う関くん。辞めとけと説得されそう。本土に還ったら離婚しろよと

拍手[5回]

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[07/25 関口の知人ですが]
[04/07 恵明/寒林]
[03/31 金魚]
[11/08 恵明]
[11/07 金魚]

最新TB

プロフィール

HN:
寒林
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

最古記事